
【立教大学合格:女性】
「英語や国語の点数が伸びない・・・」
こう言っている人に苦手な問題のタイプを聞くと、ほとんどの場合「長文読解です」という返事がきます。
それは、当然のこと。
長文読解問題には、大量の得点が割り当てられています。
100点満点のうち、70点や80点はザラ。
ここで点が取れなければ、たとえ残り全部を正解したとしても、合格ラインには届きようがありません。
「長文読解をいかにモノにするかが、大量得点できるかどうかの分かれ道」なのです。
では、どのようにしたら長文読解問題が解けるようになるのでしょうか。
長文を読むコツとは?
ポイントは、2つあります。
「文章を読むスピードを速くすること」、そして「内容を把握するスピードを上げること」です。
文章を読むスピードを速くする
まず、文章を読むスピードを速くすることについて。
いわゆる速読術ですが、ちまたで宣伝されているようなスピードラーニングを勉強する必要はありません。
受験生には、そんなことにかけるお金や時間はないですよね。
速読術に必要なのは、「動体視力」。
動いている物体を見る能力のことです。
飛んでくる野球のボールを見るのと同じですが、文章の場合は目のほうを速く動かすことになります。
訓練としては、とにかく動いているものを見ること。
走っている電車から近距離の看板を見たり、走り去る自動車のナンバーを読み取ったり・・・。
ネットで「動体視力」をキーワード検索すると、無料の訓練ゲームも出てきます。
もちろん、本やマンガなどを大量に読むという手もあります。
勉強の間のスキマ時間を使って、気晴らしを楽しみながらやってみるといいですね。
内容を把握するスピードを上げる
もうひとつは、文章を読むときに視点、つまり問題意識を持つことです。
ただ漫然と読んだ場合と、何か問題意識を持って読んだ場合では、頭に入ってくる情報が全く違います。
問題意識があれば、読んだ後「ふーん」で終わることはありません。
「筆者はこういうことが言いたかったんだな」
「この点は他にも応用できそうだ」
などと、より印象が具体的になるはずです。
では、どういう問題意識を持ったらよいのでしょうか。
その回答は、問題文にあります。
長文読解問題の場合、先に長文があり、そのあとに問題文があるため、問題文より長文を先に読んでしまいがち。
でも、その気持ちをぐっと抑えて長文を飛ばし、先に問題文を読みます。
そして、問題文のキーワードに傍線をつけたり、○で囲んだりして目立たせ、これを問題意識として頭に叩き込みます。
その後に長文を読めば、スッと頭に入ってくることでしょう。
少なくとも、長文を読み、問題文を読んで、また長文を・・・という無駄な反復は避けられると思います。
まとめ
いかがでしか?
ちょっとした工夫で、全く得点力が違ってくるのです。
ぜひ、長文読解問題をモノにして、合格を決めてくださいね!
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