
英単語は何個覚えるべきか。
受験生が気に病む点であると思う。
私に限った話でいうと、「1700個」覚えた時点で偏差値65前後で安定するようになった。
今回は、私が使用した英単語帳について紹介する。
使用した英単語帳
使用した英単語帳は「ジーニアス英単語2500(大修館)」である。
現在は改訂され、2200とコンパクトになっているようである。
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使用する英単語帳は、以下2点を満たしていれば好きなものを選んで構わない。
■単語の使用例・例文が書いてある
■自動詞と他動詞の違いが分かるように書いてある
前置詞をセットで使う動詞であれば自動詞、前置詞を使用しない動詞であれば他動詞である。
「自動詞」「他動詞」と直接書かれている単語帳もあれば、日本語訳に「○○する」「を○○する」と区別して書いてある単語帳もある。
自動詞と他動詞を意識して覚える理由は、英作文や文法問題を解くときに動詞の使い方を理解している必要があるためである。
65まで上げた結果
以下、実際に使用した英単語帳について紹介する。
必要なのは、1つの単語帳をとことん使い抜くことである。
途中で別の単語帳に浮気すると、どれも中途半端な結果に終わる可能性が高い。
使っていて起こる1番の変化は「小口」の部分が手垢で黒ずんでくることである。
その人がどれくらい勉強したか知りたければ単語帳の小口部分を見ればすぐに分かる。もしまだ真っ白の綺麗なままの状態の受験生は「小口が黒くなる」を1つの基準に勉強に励んでもらいたい。
また、中身も積極的に書き込みをし汚していくことを推奨する。
長文を読んでいる際に覚えたての単語が出てきたらその使用例を単語帳に書き込む、「inquire」「aquire」「require」などの似た単語を見つけたら各単語のページに書き込むなど、少しでも気になることがあればすぐに書き込んでほしい。
単語帳を汚す理由
上記で紹介したように単語帳を積極的に汚す理由は、試験前に不安を感じたり進路に悩んだとき、その汚れた単語帳が「俺はこれだけやった」という努力の結晶として自信を与えてくれるためである。
私の場合、何気なく使い続けていた単語帳を見て、友人に「そんなに勉強してんだ!?」と驚かれたことによって初めて自分の努力量に気が付いた。
自分が受験に向けてどれほど勉強したかは普段なかなか見えにくいものである。
しかし、単語帳のように自分の努力量が目に見えて分かる存在が近くにあると精神的に安心することができる。
まとめ
今回は、私が実際に使用した英単語帳について紹介した。
英単語帳とは、愛着が湧いて受験後も捨てられなくなるくらいの付き合いをしてほしい。
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